【NP-TH4】食洗機用に分岐水栓の取り付け【JF-2450SXにCB-SXG7】
据え置き型の食洗機を導入することになり、結果的に分岐水栓の取り付けを行なったのでその経緯や作業内容を記事にしようと思います。
食洗機の選定
食洗機を導入するにあたり、ネットや家電量販店でどんな種類があるのか調べたり、実物を確認したりしていました。
ファミリータイプの据え置き型はほぼPanasonicの独壇場となっているようで、ネットでも実店舗でも恐ろしいくらいに値段が統一されていました。
家電量販店で聞いた限り、Panasonicからの指示で値下げや値引きができないとの事。競争相手がほぼ居ない食洗機というフィールドではメーカーのやりたい放題で健全な市場ではなくなっているようです。
わずかな抵抗として家電量販店では5年延長保証が無料でつけてくれるとことがあり、今回は5年延長保証を無料でつけてもらってJoshinで購入することにしました。
現時点で発売されているPanasonicのファミリー向け据え置き型食洗機は以下の3タイプがあります。
- NP-TZ300
- NP-TH4
- NP-TA4
上がハイエンドモデルで下がエントリーモデルという感じ。
で、基本の洗浄機能や大きさはどれも同じ。
便利機能やカラーバリエーションに差があります。
各機種の違いや比較は他のページでも色々とされていますし、PanasonicのHPにも比較表がありますので、気になる方は参照してみてください。
今回、エントリーモデル(NP-TA4)で良いかと考えていたのですが、なんとなく「80°すすぎ」機能が気になってNP-TH4を購入することにしました。
取り付け工事費
食洗機の取り付けには「分岐水栓」というものを取り付ける必要があります。
PanasonicのHPをみていると超簡単にできそうな気がします。
家電量販店では分岐水栓の取り付け工事と食洗機の設置をセットで5500円くらいでやってくれそうでした。
その場合、分岐水栓は家電量販店から購入する形となり、ほぼ定価での購入になると考えられます。
この分岐水栓は水栓の種類によっていろんな種類があるので、水栓の型番から調べる必要があります。
分岐水栓は意外と高くてJoshinだと水栓の型番を言うと12,320円の分岐水栓を見積もってくれました。
ヤマダ電機は水栓の型番を伝えても詳しく調べてくれず、約15,000円位かかりますと適当な感じのざっくり見積もりでした。
現場を見てからの見積もりになって水栓によってはもう少し安くなるかもしれませんって言われたけど・・・
型番伝えてるんだけどなぁ。。。
分岐水栓もネットなら定価よりは安く購入できるだろうし、分岐水栓の取り付けも他の人がやってる動画とかを見てみるとそれほど難しくなさそうなので、自分でやってみることにしました。
工事費の5,500円と分岐水栓代が2〜3,000円位は安く買えるとおもうので8,000円くらいの節約になる想定です。
分岐水栓の選定
我が家のキッチンの水栓の型番は例によって消えていたのでぱっと見わかりませんでした。
家関係のマニュアル類から水栓のマニュルを探し出して型番を調べました。
どうやら「JF-2450SX(JW)」という水栓であることがわかりました。
分岐水栓の種類はPanasonicのHPに水栓の型番を入力すると調べられるページが用意されて居ます。
このページに型番「JF-2450SX(JW)」(「(JW)」まで含めて入力する必要があります。)を入力した結果、「CB-SXG7」という分岐水栓が特定されました。
定価が税込12,320円でAmazonだと9,472円で購入可能です。
楽天だと9,099円で購入できるショップもありました。
今回は少しでも安くと言うことで楽天で購入させていただきました。
CB-SXG7
届いた商品がこちらです。
メインの分岐水栓の部品(右写真の一番右側)が小さいわりにはずっしりと重たく、思わず重さを量ってみました。
今回の作業には全く関係ありませんが、なんと896gもありました。
では早速マニュアル通りに取り付けチャレンジ!!
分岐水栓の取り付け
水道の元栓をしめます。
水栓のカバーを外します。
小さいマイナスドライバーで簡単に外れます。
プラスドライバーでネジを外します。
結構汚れがたまっていました。
上に引っ張るとハンドルが外れます。
この中もかなり汚れています。
化粧カバーを外します。
これも上に引っ張ると外れます。
恥ずかしいくらい汚れが・・・
レンチでカバーナット(汚れた白いやつ)を外します。
ある程度緩むと手で回すと外れます。
カートリッジを外します。
固かったのですが、これも上に引っ張ると外れました。
カートリッジの裏側にパッキン(黒い輪)が付いていることを確認しておきます。
分岐水栓の取り付けを行います。
ここは説明書に詳しく載っているので、その通りにやります。
簡単に言うと、分岐水栓の本体の中を押してOリングが1本見える位置まで押し出します。この状態でカートリッジを抜いた場所にはめ込みます。
水栓本体と分岐水栓の凸凹をあわせるようにはめ込んで、上から押さえます。
分岐水栓の分岐を出したい方向に調整しておきます。
今回は右側に調整しました。
いい感じになりました。
先ほど外したカートリッジを取り付けます。
ここも凸凹があるようにはめ込みます。
レンチでカバーナットを取り付けます。
もとの水栓にあった汚れた白いヤツじゃなく、今回購入したCB-SXG7に同梱されていた金属のしっかりしたキレイなヤツを使用します。
できる限りしっかりとしめます。
この状態でレバーハンドルだけつけて水漏れがないか確認しようと思いました。
レバーハンドルで水が止まる状態にして、元栓を緩めてみました。
分岐の穴から大量の水が吹き出してしまいした。当たり前です。
分岐の穴はそのまま空いていたから・・・
皆様お気をつけください。
分岐コックを取り付けます。
向きを調整しながら同梱されている分岐コックの取り付けを行います。
右の方を押さえながらレンチでキュッキュっとしめます。
化粧カバーを上から被せます。
ハンドルレバーをはめ込みます。
最初に外したネジをプラスドライバーで取り付けます。
カバーをはめます。
これで分岐水栓の取り付けは完了。
改めて元栓をゆるめてちゃんと水とお湯が出て、止まるかを確認します。
ばっちり!!
最後に化粧カバーの固定に銀色テープがついていたので後ろ側に貼り付けて完了。
約30分くらいの作業でした。
ゆっくり慎重にやっても1時間もかからないと思います。
食洗機取り付け
分岐水栓まで準備ができていたら家電量販店にて食洗機の設置&取り付けは無料で行ってもらえました。
まとめ
分岐水栓の取り付けは意外と簡単に短時間で行うことが出来ました。
今後やる機会はほぼないと思いますが、簡単にできたので食洗機導入される方は自分でやってみるのも一つの方法と考えてみてはどうでしょうか。
食洗機自体はこれから長期で使っていくので、余裕があればレビューしたいと思います。出来ないかもしれませんが。。。